自分で自分を救う

この養成コースに行こうかどうしようか迷っているひとたちの話を聞くと

すでに始まっているんだなあ
と思います。

自分に向かい合い始めている…。

自分はやっていけるんだろうか
続けられるんだろうか
そもそもやる資格があるんだろうか
もしかして向かないかもしれないし
ついていけないかもしれないし
おまえになんて無理に決まってると言われるんじゃないか
しかもお金ないし
こんな大金かけてやる価値があるんだろうか…などなど

そして究極は
私なんて先生のようになれるはずがありません!
と、来る。

はい。
先生のようになれません。

私は私だし
あなたはあなたなので
私のようにはなれないし
私を目指してはいけません。

おもしろいなあと思うのは
私がこの前世療法やインナーチャイルドワークを学ぼうとしたとき
私はできるだろうか、とか
続けていけるだろうか、とか
まったく思わなかったのです。

私が学ぼうと思ったとき
今のままでは苦しい!
そんな自分を救いたいし
もっと楽になりたい!
それしかなかったです。

こんなダメな自分を救いたい
もっと楽しく生きていきたい
と、自分のことしか考えてなかった。

「先生はなぜ、ひとを救う仕事につこうと思ったのですか」
と、よく聞かれるけど
ごめんなさい!
今までいちども
ひとを救いたいと思ったことはないのです。

もちろん助けを求めて
みんなやってくるので
そのサポートはします。
変わりたいというひとには
変われるためのやり方を教えるし
苦しいというひとには
その苦しみに寄り添ったりします。
でも必ず
その人たちはみんな
自分で自分を救いあげていく。

私が救ってあげたわけじゃない。

私は今までも
これからもずっと
自分を救いたいだけなのです。

だから
前世療法やインナーチャイルドワークを学び始めました。

自分を救うために。

最初から
いろいろできてたら
新しい学びは必要ないんじゃないかな。

できないから
わからないから
学びが必要なんじゃないかな。

私が私を救えたこのセラピー
そして
私のクライアントさんたちも
自分で自分のことを救えたこのセラピー

あなたもまず
あなた自身を救ってあげましょ。

そうすると
他の人たちもみんな
自分で自分を救えることがわかります。
それを信頼できます。
それがセラピストの仕事です。

そんなセラピストになりませんか。

10月に船戸クリニックで待ってます。

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自分を大事にすること

このセラピーを受けたひとたちから

「自分を大事にするというのが
今までよくわからなかったけど
やっとわかるようになった」

と、よく聞きます。

「自分を大事にする」のは
それこそ大事なことだとわかっていたけど

実際にはどういうことなのか

具体的にどうしたらいいのか

これまでよくわからなかったけど

前世療法を受けて
前世を知ることで
自分なりの理解や納得が得られたり

インナーチャイルドワークを受けて
自分の内なる子供を
大人である今の自分が満たすことができるのがわかって

やっと
「自分を大事にする」のが
どういうことなのか

自分の内側から
溢れてくるようなものなのだと
やっとわかったと
今まで
たくさんの人から聞いてきました。

「自分を大事にする」ということは
自分自身との信頼関係を育てていくことです。

つい私たちは
誰か(特に偉いひととか)の言っていることを
そのまま取り入れてしまったり

誰かに認めてもらうことで
自分を認めてあげたり

誰かに許可をもらったりすることで
やっと自分に許可できたりします。

それは
前世や子供時代の体験の影響だったりするのです。

それは過去のことなので
今ここで起こっていることではないので
変えることができます。

「自分を大事にする」ことは
つねに自分の内側に耳を傾けて
自分自身との信頼関係を
少しずつ深めていくことです。

前世療法やインナーチャイルドワークは
誰かに何かをしてもらうセラピーではありません。

セラピストである私が
クライアントに何かをして
前世を見せてあげたり
インナーチャイルドに出会わせてあげたりするものではありません。

前世も
インナーチャイルドも
そのひとの一部です。

それにただ気がつくこと。

自分で気づくこと
それがセラピーです。

ひとのどの部分も
とても大事です。

それに気がつくことだけでも
自分を大事にしたくなります。

自分に気づき
大事にし
自分自身との信頼関係を深めていくと
人生は
自分のものになり
自由にのびのびと生きていけます。

それが
この前世療法とインナーチャイルドワークの目的です。

自由にのびのびとなっていく
クライアントさんたちの変化は
セラピストとしての大きな喜びです。

本当に大きな喜びを感じられる仕事だと思っています。

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「私は、私。あなたは、あなた」

「私は私のために生きる。
あなたはあなたのために生きる。

私はなにも
あなたの期待に応えるために
この世に生きているわけじゃない。

そしてあなたも
私の期待に応えるために
この世にいるわけじゃない。

私は私。

あなたはあなた。

でも
偶然が私たちを出会わせるなら
それは素敵なことだ。

たとえ出会えなくても
それもまた同じように素晴らしいことだ。」

by Frederick Perls

 

期待と希望は違います。

期待は
「期待はずれ」という言葉があるように
こうあってほしいという気持ちが
こうでなければならないという執着になりやすく
捉われや苦しみになる可能性が高いものです。

希望は
純粋に
こうあってほしいという気持ちを
ただ持っていることです。

期待は
相手に向けるものであり
時にはぶつけてしまうものです。

希望は
ただ自分の中に抱いているだけです。

抱いているだけで
じゅうぶんなものです。

その違いがわかると
ひととの関係がとても楽になります。

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