大人と子供の違い(その1)

心の中にいる子供の自分が
「インナーチャイルド」です。

でも私たちは大人です。

だから
心の中にはちゃんと
「大人の自分」もいるのです。

どんなひとにもかならず
「大人の自分」がいます。

ただ「子供の自分」が出てくると
「大人の自分」を見失ってしまうので
なかなか「大人の自分」もいることに気付きにくいひとも
たくさんいます。

でもどのひとも
この人生を
ここまで
この年齢まで
生きてきた
生き続けてきました。

じつは
それこそが
「大人の自分」なのです。

何かが立派にできることが
大人ではありません。

何かがひとよりも優れていることが
大人でもありません。

他のひとと同じようにできるのが
大人ではありません。

ひとりでなんでもできるのが
大人でもありません。

それはぜんぶ
子供が思っている大人です。

大人ってなんでしょうね。

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インナーチャイルドワークについて

「インナーチャイルド」は
その名のとおり「内なる子供」という意味です。

私たちの心の中にいる
いまも子供のままの自分です。

その子供の自分は
いまもあのときのまま
泣いていたり
怒っていたり
拗ねていたり
「いい子でいなければ」とがんばっていたり
「こうしなければ見捨てられてしまう」とおびえていたりします。

私たちは今はもう大人ですが
心の中にそんな子供の自分がいるのです。

そんな子供の自分は
ときどきヒョコッと存在を現します。

子供の自分が反応するときは
そのひと自身がいちばんよく知っています。

子供のときと同じように
泣けてきたり
怒れてしまったり
拗ねてしまったり
「いい子でいなければ」
「こうしなければ見捨てられてしまう」
という思いにつき動かされてしまったりします。

ふだんは
みなさん大人として
冷静にものごとに向かえたり
客観的に考えられたりできるのに

いちどインナーチャイルドという子供の自分が反応してしまうと
いきなり子供に戻ってしまう!

そして大変なことに
「それをどうしていいのかわからない!」
となってしまいます。

どんなひとも
インナーチャイルドを抱えています。

そんなインナーチャイルドに向かい合っていくのが
「インナーチャイルドワーク」です。

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私の初めての前世療法体験

この前世療法で
とても大事なことは

「どんな前世だったか」
「前世でどんなことをしたのか」
ではありません。

だから
前世でそのひとが
どれだけひどいことをしてようが
どれだけ素晴らしいことをしていようが
まったく関係ないのです。

私が初めて「前世療法」を体験したのは
いまから17、8年前です。
そのとき思い出した前世は
大事なひとを殺してしまった私は
自暴自棄になり滝に飛び込み自ら命を絶つという
とてもショッキングな内容でした。

あまりの内容に
セラピーが終わってからしばらく
いまの自分が自暴自棄になりそうでした。

その後私がこの前世療法を知ったとき
あのとき受けた「前世療法」は
ただ前世を知るだけ、思い出すだけで終わってしまっていて
セラピーとしては不十分なものだったとわかりました。

前世は知ればいいもの
思い出せばいいものではありません。

ただ知るだけだったら
かつての私のように
知らなかった方がよかったと思うこともあるでしょう。

でも
この前世療法では
知った前世が
いまの自分にどんな影響を与えているのか理解し
これからの自分がどうしたいかにつなげていくことが
いちばん大事なのです。

私は最初に受けたあの「前世療法」での体験は
かなりショッキングでしたが
その後
セラピーとはなにか?
前世療法とはなんなのか?
ということを深めていくには大事な経験をしたと思っています。

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