この前世療法では
クライアント自らが前世を思い出すものなので
セラピストは
クライアントを全面的に信頼する必要があります。
けっして
セラピストがクライアントに
前世を「見させる」というものではないのです。
クライアントが自分の意志で
知りたいことを知ることができる
理解したいことを理解できる
納得したいことを納得できる
そんな力と可能性を
そのひと自身が持っていると
信頼することが大事です。
ずべてのひとが
自分の中に
答えを持っている
そしてそれを
自分で見つけることができる
というのが
このセラピーの中で
いちばん重要なところです。
この前世療法は
クライアントが自ら
前世を思い出すものです。
よく
自分（なんか…とよく言われます）にも前世を思い出すことができるのでしょうか？
と聞かれますが
どんなひとも
前世を思い出すことはできるし
前世を思い出すのは
そんなに難しいことではなく
そのひとが前世という過去に経験したことを
ただ思い出すだけなので
昨日の夕ご飯を思い出したり
子供のころどんな遊びが好きだったかを思い出すのと
同じように思い出せます。
そのひとが
かつて経験したことなので
ちゃんと記憶の中に残っているのです。
だからそれを思い出すことは
ものすごく特別なことではなく
どんなひとにとっても
とてもよく知っている感覚や感情や思いに
ただ気づくだけのことです。
それらに気づくことは
そのひとがより
自分自身を取り戻していけることになります。
取り戻した自分自身で
これからどうしたいかを捉えていけると
人生は
自分が自由に創造していけるものになります。
それが前世療法です。
私のところに
前世療法を受けに来られる方たち
ほとんどすべての方が
とても緊張して来られます。
なぜならみなさん
悩みがまったく無く幸せでたまらないなんてことなく
「なぜこんなことになっているんだろう」
「どうしたらいいのかわからない」
といった悩みに苛まれているからです。
だから前世を知ってみよう
と来られます。
そしてほとんどの方が
前世で悪いことをしたから
今の自分も「悪い目にあっているに違いない」
前世でどんな悪いことをしたのか知るのが怖い
とドキドキしながらやって来ます。
そりゃドキドキしますよね。
今あばかれる過去の悪事！ってことですからね。
「どんな悪いことをしていたか
受け止める覚悟を持ってやってきました！」
と言う方もけっこうたくさんいました。
なので最初にお話しします。
「私は今までたくさんの人が
自分で前世を思い出すことに寄り添ってきましたが
「前世で悪いことをしたから
今の人生で悪いことになっている」なんて
そんな単純なことではないようです。
人生はもっともっと深い意味を持っているようです。
そんなそのひとにしかわからない意味は
本当に深くて
いつもお見事だなと私まで感動します。
今まで前世を知ったけど
知らなかった方がよかったというひとは
私が知る限り
ひとりもいません。
あなたもそんな人生の深い意味やしくみを知ってみましょう。
