基礎コースが終了しました

久しぶりの投稿になります。

このところ通常のセラピー等の仕事に加え、
このセラピスト養成コース一期生の基礎コースの終了に向けて忙しくしてました。

去年10月始まった基礎コースは
初日に台風直撃というハプニングから始まりました。
その後新型コロナウイルスの影響を受け
4月の講義は中止とし
本当なら8月に終わるはずの全プログラムを
この10月に延期して終了となったのです。

セラピストとしていつも
思い通りにいかないことが当たり前なセラピーの中
どんな場合でも
センタリングとアンカリングで
自分自身を保ちながら
どんなクライアントさんにも寄り添い応え続けられるよう
ここまでやってきました。

そうやって鍛えられてきたことが
ここで発揮できたので
ここまで私を鍛えてくれたクライアントさんたちに
本当に感謝です。

私たちは思い通りにならないことが
たくさんあります。

思い通りにならないとき
どう思い通りにするか考えたり動いたりします。

でもそれでも
思い通りにならないことはあります。

そのときどうするか?

思い通りにならない現実を
受け入れることが大事になります。
でもそれはとても難しいことです。

なぜならそれは
私たちは思い通りにできないという「無力」を受け入れることになるからです。

「無力」って嫌ですからね。
受け入れ難いんですね。

でも思い通りにならないという「無力」を受け入れ
その現実を受け入れると
新しい可能性が広がっていきます。

それは
思い通りにしたいと思って
そこに固執し執着していたときには見えなかった
新しい可能性、新しい突破口みたいなものです。

今回のコースの中
コロナ禍の影響で
遠方からの受講生が来れない現実もできました。
でもそのおかげで
講義をオンラインで配信するという
今まで想定していなかった可能性が広がったりしました。

ひとを相手にするのがセラピストの仕事ですし、
ましてや前世や子供時代のこと
魂のこと
そのひとが何にどう気付いていくのか
どうにかすると全く予想できないところに踏み込んでいくのが
このセラピーです。

そうしたとき
私たちセラピストが
どうコントロールを手放していくか
どんなひとのどんな反応にも寄り添えることができるのかが
とても大事になります。

それは簡単なことではありません。

そのためにも
セラピストはずっと
自分自身に寄り添い続け
自分のことをわかろうとし続けなければいけないと考えています。

そのための基礎コースです。

セラピストになる、という目指す先のためにも
まずは自分に向かい合うこと。

一年をかけて
たっぷりやってきました。

そして
12月からプロフェッショナルコースが始まります。

プロフェッショナル コースでは
このセラピーの知識、技術、実践を学んでいきます。

その中でまたさらに
自分と向かい合う必要が出てくるでしょう。

基礎コースでみなさんは
自分と向かい合う基礎がしっかりできたので
安心して次に進んでいけるはずです。

そうして
ひとの心のとてもナイーブで深いところに寄り添えるセラピストになってもらいたい。

クライアントさんたちは
勇気を出して
大きな決意とともに
セラピーを受けに来ます。

その思いに応えられるセラピストになってもらいたい、
そう思ってます。

次のプロフェッショナルコースが楽しみです。

写真は
基礎コースの修了証です。

 

蓮の花がデザインされています。

 

蓮は
ぐちゃぐちゃの泥の中から
天に向かって伸びた先に
美しい花を咲かせます。
その下にはしっかりとした根があります。

このセラピーを象徴しているようです。

 

本当に
ひとは素晴らしい。

 

そこを目の当たりにできるのが
セラピストという仕事です。

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続かないものには興味ないんです

生きることは
生き続けることです。

自分という存在は
存在し続けているものです。

仕事は
始めることよりも
続けていけなければ意味がないことです。

それと同じで
セラピーは
その効果や結果が
受けたひとの中で持続していかないと
意味がないと思うのです。

一過性のものには
まったく興味がありません。

そのときだけよければいい
そのときだけ気持ちよければいい
そのときはわかったような気になった

それって体験しているようで
していない。

私たちは流されやすいところもあります。
それはひとの心理として
あるからしょうがない。

でも
そればかりでは
深い喜びとか
満足感とか
達成感とか
感じられません。

今までたくさんのひとの苦しみを聞いていると
本当にひとは
心で生きているんだなと思います。

機械ではないので
ご飯を食べて寝て
ある程度の安定した生活があるだけでは
物足りない。
満たされない。

心は
ずっと感じ続けています。

そして
心には嘘はつけない。

もちろん
魂にも嘘はつけない。

誤魔化しても
すり替えても
ちゃんとそれを知っている。

前世療法やインナーチャイルドワークをやると
より誤魔化しが効かなくなります。

自分を誤魔化せなくなる。

というか
もう誤魔化さなくてもよくなる。

誤魔化さないそのまんまの自分と
しっかりつながっていける。

だから
前世療法やインナーチャイルドワークのセラピストになるなら
まずそんな風に
しっかり自分とつながっている必要があります。

自分とつながり続けられること。

そうすれば
セラピストとしての仕事も
続けられていけます。

この養成コースを経て
セラピストになったら
仕事としてセラピストを続けていけるまでになってもらいたい。

そのために
私たちはサポートし続けます。

続けることは
経験となり
とても地味かもしれないけど
着実なものになると信じています。

そんな確かな学びを始めませんか。

10月に船戸クリニックで待ってます。

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セラピーを断ること

「セラピーを断ること」
これも大事なことです。

セラピストは
自分が提供しているセラピーのことをわかっているのが
当たり前です。

クライアントさんたちは
それを求めてやってきますからね。

だからこそ
そのクライアントさんに
セラピーの中で

何ができて
何ができないのか

クライアントさんが求めることに
何が応えられるのか
応えられないのか

セラピストが提示することも
セラピーの一環です。

クライアントの求めに
すべて応えるのが
セラピーではありません。

どんなセラピーも
万能ではないので
限界はあります。

どんなものでも
限界はあって当たり前です。

それは
どんな人にも
限界があるのと同じです。

限界がわかっていることは
反対に可能なことがなんであるのかがわかっていることにもなります。

プロだから
プロのセラピストになったから

求められることに
求めてくる人に
なんでも応えられると思うのは
とても危険なことです。

とくに
前世療法やインナーチャイルドワークといった
トラウマなどのひとのナイーブな部分に触れていく時には
この限界をわきまえていないと
セラピーを安全に提供できないことになりかねません。

だから
セラピーを断ることも
セラピーの大事な一環になります。

それは
セラピストとしての
とても重要な仕事のひとつになります。

でも
断るのって
難しいことです。

セラピストになるひとは
「助けたい」「応えたい」と思うあまりに
断るのが苦手だったりします。

この養成コースの学びの中では
自分の限界を知ること
受け入れること
そして
「断っても大丈夫」という自分を育てていきます。

そうすることで
セラピストになってクライアントさんが来たとき
自信を持って
セラピーを提供できるようになってもらいたいと思っています。

 

写真の説明はありません。
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