セラピストを目指す人へ(その1)

セラピストを目指す人へ

セラピストを目指す人は「誰かの役に立ちたい」「苦しんでいる人を助けたい」と思っている人です。

なぜ役に立ちたいと思うのか?

それは、人の苦しみが理解でき、
苦しみから解き放たれれば心が軽くなりより幸せになれるとわかるからです。

ではなぜそれがわかるのか?

それはセラピストを目指す人自身が苦しみを知っており、
解き放たれ幸せになることを求めているからです。

セラピストを目指す人は、
自覚していても自覚していなくても、
苦しみを知っている人です。
苦しみも、
苦しみから解放される喜びも、想像できる人です。

さて、苦しみを知っている人が、苦しさを持つ人に手を差し伸べたときに一体どんなことが起きるでしょうか。

(明日へつづく)

 

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統合していくことが目的です

前世療法では

過去である前世での経験を
今の人生を生きている現在の自分自身に
統合することによって
これからの未来をより自由に
自分で選択していけるようになることを
目的としています。

インナーチャイルドワークでは

過去である子どもの頃の経験を
大人である現在の自分自身に
統合することによって
これからの未来をより自由に
自分で選択していけるようになることを
目的としています。

どちらも

過去を
現在に統合し
未来に向けての自由を見出していくことが
目的です。

この「前世療法&インナーチャイルドワーク プロフェッショナル セラピスト養成コース」のHPは、
http://integration-therapy.jp
です。
この中の
integrationは、「統合」という意味です。

統合していくことが目的のセラピーです。

いま現在ここにいる自分に統合していくこと。

そうすることで
ほんらいの自分のパワーを取り戻していくこと。

これが
前世療法&インナーチャイルドワークです。

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大人って何だろう(その1)

「子どもを生きれば おとなになれる」<インナーアダルトの育て方 クラウディア・ブラック著

この本を読んでから
私のインナーチャイルドワークは変わりました。

それまでのインナーチャイルドワークは
その名の通り
内なる子どもであるインナーチャイルドに
焦点を当てていました。

でもこの本を読んで
今の私たちは大人なので
内なる大人インナーアダルトの存在を
しっかり把握していかないと
セラピーになり得ないと気づいたのでした。

そうやって私のセラピーは
どんどん進化してきました。

いいものはどんどん取り入れていきたい!

だって
セラピストとして
しっかりとして手応えと充実感を感じられるような仕事をしたいですからね。

そのためには
自分の知識や技術のバージョンアップは欠かせません。

そうやって
セラピーとはなにか
セラピストとしてなにができるのかできないのか
私にとってセラピストの仕事はなんなのか
いつもいつも試行錯誤してきました。

もちろんバージョンアップや試行錯誤は
いまもずっと続いています。

そうやってバージョンアップや試行錯誤を続けることは
この本に書かれている「おとなとしての土台」の
「自分を認める力」
「ニーズを見分ける力」
「限界と教会を設定する力」
なんだと思います。

セラピストは「大人」でなければいけません。

私はこのセラピストという仕事によって
ずいぶんと大人である自分を育ててもらったと思っています。

(つづく)
写真の説明はありません。
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