大人って何だろう(その1)
「子どもを生きれば おとなになれる」<インナーアダルトの育て方 クラウディア・ブラック著
この本を読んでから
私のインナーチャイルドワークは変わりました。
それまでのインナーチャイルドワークは
その名の通り
内なる子どもであるインナーチャイルドに
焦点を当てていました。
でもこの本を読んで
今の私たちは大人なので
内なる大人インナーアダルトの存在を
しっかり把握していかないと
セラピーになり得ないと気づいたのでした。
そうやって私のセラピーは
どんどん進化してきました。
いいものはどんどん取り入れていきたい!
だって
セラピストとして
しっかりとして手応えと充実感を感じられるような仕事をしたいですからね。
そのためには
自分の知識や技術のバージョンアップは欠かせません。
そうやって
セラピーとはなにか
セラピストとしてなにができるのかできないのか
私にとってセラピストの仕事はなんなのか
いつもいつも試行錯誤してきました。
もちろんバージョンアップや試行錯誤は
いまもずっと続いています。
そうやってバージョンアップや試行錯誤を続けることは
この本に書かれている「おとなとしての土台」の
「自分を認める力」
「ニーズを見分ける力」
「限界と教会を設定する力」
なんだと思います。
セラピストは「大人」でなければいけません。
私はこのセラピストという仕事によって
ずいぶんと大人である自分を育ててもらったと思っています。
(つづく)