私の初めての前世療法体験

この前世療法で
とても大事なことは

「どんな前世だったか」
「前世でどんなことをしたのか」
ではありません。

だから
前世でそのひとが
どれだけひどいことをしてようが
どれだけ素晴らしいことをしていようが
まったく関係ないのです。

私が初めて「前世療法」を体験したのは
いまから17、8年前です。
そのとき思い出した前世は
大事なひとを殺してしまった私は
自暴自棄になり滝に飛び込み自ら命を絶つという
とてもショッキングな内容でした。

あまりの内容に
セラピーが終わってからしばらく
いまの自分が自暴自棄になりそうでした。

その後私がこの前世療法を知ったとき
あのとき受けた「前世療法」は
ただ前世を知るだけ、思い出すだけで終わってしまっていて
セラピーとしては不十分なものだったとわかりました。

前世は知ればいいもの
思い出せばいいものではありません。

ただ知るだけだったら
かつての私のように
知らなかった方がよかったと思うこともあるでしょう。

でも
この前世療法では
知った前世が
いまの自分にどんな影響を与えているのか理解し
これからの自分がどうしたいかにつなげていくことが
いちばん大事なのです。

私は最初に受けたあの「前世療法」での体験は
かなりショッキングでしたが
その後
セラピーとはなにか?
前世療法とはなんなのか?
ということを深めていくには大事な経験をしたと思っています。

画像に含まれている可能性があるもの:雲、空、植物、花、木、自然、屋外
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セラピストはクライアントを信頼する

この前世療法では
クライアント自らが前世を思い出すものなので

セラピストは
クライアントを全面的に信頼する必要があります。

けっして
セラピストがクライアントに
前世を「見させる」というものではないのです。

クライアントが自分の意志で
知りたいことを知ることができる
理解したいことを理解できる
納得したいことを納得できる
そんな力と可能性を
そのひと自身が持っていると
信頼することが大事です。

ずべてのひとが
自分の中に
答えを持っている
そしてそれを
自分で見つけることができる
というのが
このセラピーの中で
いちばん重要なところです。

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自分で前世を思い出す

この前世療法は
クライアントが自ら
前世を思い出すものです。

よく
自分(なんか…とよく言われます)にも前世を思い出すことができるのでしょうか?
と聞かれますが

どんなひとも
前世を思い出すことはできるし
前世を思い出すのは
そんなに難しいことではなく

そのひとが前世という過去に経験したことを
ただ思い出すだけなので

昨日の夕ご飯を思い出したり
子供のころどんな遊びが好きだったかを思い出すのと
同じように思い出せます。

そのひとが
かつて経験したことなので
ちゃんと記憶の中に残っているのです。

だからそれを思い出すことは
ものすごく特別なことではなく
どんなひとにとっても
とてもよく知っている感覚や感情や思いに
ただ気づくだけのことです。

それらに気づくことは
そのひとがより
自分自身を取り戻していけることになります。

取り戻した自分自身で
これからどうしたいかを捉えていけると

人生は
自分が自由に創造していけるものになります。

それが前世療法です。

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