「完璧」を求めるインナーチャイルド

「完全」とか「完璧」にとらわれている
インナーチャイルドを抱えているひとも
たくさんいます。

そんなインナーチャイルドを抱えていると
そのひとは
なんでも完璧にやらなければいけない
ちゃんとやらなければいけない
ちゃんとやれない自分はだめだ
となっていく可能性があります。

そうやって自分を追い込んでいくことは
大きな苦しみになっていきます。

またインナーチャイルドは
「今すぐ」というとらわれも強いので
「今すぐ」完璧にならなくてはいけない
「今すぐ」ちゃんとやらなければいけない
そうやれない自分はだめだ!
とさらに自分を追い込んでいくパターンを持っているひとも
けっこうたくさんいます。

大人は
「完全」とか「完璧」はないことを知っています。
(もちろん宇宙的な観点からはみんな完全だし、完璧です。
でもここは地上なんですね。この地上では、完全じゃないこと、完璧じゃないことを体験しに来ているみたいです。これはいろんなひとの前世療法からわかってきたことです)

みんな不完全で
完璧なんてありえない。

だって人間だもの!

私もそんな大人の自分を取り戻して
とても楽になりました。

よく私は
セラピストだから
悩みなんてないだろう
すべてのことを理解していて
感情的になったりしないだろう
と患者さんやクライアントさんに言われます。

いやいや
私はセラピストですが
ひとりの人間としてはまだまだで
いつもなんらかのことで悩んでいるし
すべてのことなんて理解していないし
怒るときは怒ります。

だって人間だもの!

それでいいと思えるようになって
セラピストとしても
ひとりの人間としても
楽になったなと思います。

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自分で自分を癒すのです

インナーチャイルドワークの中では
クライアント自身が
心の中の子供の自分を見つけ
そのひとの中の大人の自分が
その子供の自分を癒していきます。

それは
どのひとにとっても
自分で自分のことを癒すことができるという経験になり
それができる力と可能性を
自分が持っているという確認になります。

それを知っていくことは
そのひと自身にとって
これからの人生を
自分の力で生きていけるという希望につながったり
このままの自分でいいんだという自己肯定感になっていったりします。

そんなひとが変わっていく姿に
いつも私は感動で胸いっぱいになります。

ひとって
やっぱりすごいなと感じ
私もまた自分に向き合おうと思うのです。

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大人と子供の違い(その3)

子供と大人の違いの続きです。

子供は
「同じ」という価値観にとらわれています。

だから
心の中の子供「インナーチャイルド」は
他のひとと同じじゃない自分はだめだ!
他のひとと同じようにできない自分はだめだ!
他のひとと同じようにやらなければいけない!
といつも自分を追い込んでいきます。

大人は
「違い」を知っています。
他のひとと自分が違っていてもいい
他のひとと同じようにできなくてもいい
他のひとと同じようにやらなくても大丈夫!
と自分は自分、他のひとは他のひと
とその違いを受け入れられます。

この「同じ」という価値観にとらわれているインナーチャイルドは
かつて学校でした経験を引きずっている場合も多いです。

みんなと同じように、という学校教育の影響は
あの時からもう何十年たった
大人になった今も
根深くそのひとの中に残っていたりします。

もうそんなとらわれから解放されて
他のひととは違っていてもいい
個としての自分で
自由なっていきませんか。

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