かならず窓は開いている

部屋に迷い込んだ虫
ハチや蝶々やトンボが
出たいけど出れない
どこから出られるのかわからない
ウロウロバタバタもがいた後
ふっと開いてる窓を見つけ
広い外へ向かって飛んでいくのを見ると
いつも

悩んで苦しくて
どうしていいかわからなくて
あきらめそうになったりした後
ふっと
そういうことかと気づき
変わっていくひとたちを思う。

どこかの窓は開いてる。
かならず開いてる窓はある。

止まっていると
見つからないんだよね。

もがいて
迷って
探そうとすれば
見つかるんだよね。

今日も何匹も
迷い込んでは
出て行った。

うちは
たいてい窓は開けっ放しだからね。
入ってくるし
出て行く。

ひとの心の窓も
きっと開けっ放しなんだと思う。
出て行こうとしたら
いつでも出て行ける。

出て行く?

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今、ここにいる自分に意識の照準を合わせる

前世療法やインナーチャイルドワーク

これらのセラピーのいちばんの目的は

「今、ここにいる自分」に意識の照準を合わせることです。

 

「今の私」は

今までの「私」が経験したことからの影響を受けています。

なのでつい、今までのこと、いわゆる過去を引きずってしまっています。

過去を今の自分に活かす経験値としていればいいのですが、

なかなかそうはいかず

今の自分は過去に引っ張られたり、振り回されてしまっています。

 

しかもそれは無意識でやっているので気づいていない場合も多いのです。

 

過去は過去。

今ではありません。

 

また、未来はまだ起こっていないので

今ではありません。

でも未来のことも、つい過去を引きずりながら捉えてしまうと

自由に可能性を広げることを止めてしまいます。

 

前世も子供時代も

過去です。

 

その過去を「過去と捉え直すこと」で

過去と今の区別ができます。

そうすることで今に意識を向けることができます。

 

また過去の経験は、多くが他のひととの関わりにつながっています。

その時にどう他のひとと関わったのか、それを今も引きずっていたりします。

その影響で、他のひとのことが気になってしまう、ということが起こります。

 

そこで

その時、誰れとどんな関わりの中でそうなってしまったのかを知っていきます。

たいてい罪悪感や非難されるんじゃないかという恐れや不安が伴っていたりします。

その罪悪感や恐れや不安を理解することで

その時から引きずってきたひととの関わりのパターンから解放されます。

 

そうなったときに

他のひとではなく、自分に意識を向けることができます。

 

「今、ここにいる自分に意識の照準を合わせること」

それが前世療法やインナーチャイルドワークの目的です。

 

それは今

どんどん変化していく世界の中で

とても大事なことじゃないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

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前世療法は後日談がおもしろい

前世療法は

自分の中の問題やトラウマを解消するためだけのものではありません。

 

例えば

先日前世療法を受けに来られた方は

「自分がまだ気がついていない能力を知りたい」

そのために前世を知りたいとのことでした。

その能力を知って

それを活かして、よりこの人生を豊かなものにしたいという気持ちを静かに語ってくれました。

 

その方は前世を知り

自分の未知な能力とその可能性を知り

とても満足して帰っていかれました。

 

それから二ヶ月後

その方がまた前世療法を受けに来られました。

前回の前世からわかったことは

とても意味深かったので

またさらに知りたいと言ってこられました。

 

その方は前回で知った前世の場所や時代もわかったそうです。

よくよく話を聞くと

なんとグーグルアースで見つけたんだそうです。

 

前世療法の中で

その時の場所の風景を視覚的に覚えていたので

グーグルアースを使って探したら

本当にあったと教えてくれました。

 

これまでそんな風に

前世の場所を見つけたという話はよく聞きます。

ネットを駆使しして見つけるひともいるし

たまたま見つけたという話もよく聞きます。

そしてその場所に実際に行ったひともいます。

 

私はセラピストなので

知った前世が本当だったかどうかは

実はあまり興味がありません。

 

前世を知ることで

その人のこれからの人生がより楽になっていけばいいというのを目的としているので

事実関係はあまり興味ないんですね。

 

でもそうして

本当にその場所があったとわかったり

本当にその時代にそういう出来事があったとわかったら

前世療法でわかったことへの信頼が深まります。

 

それは

自分自身の深いところへの信頼になっていきます。

 

そういう意味では

知った前世の「ウラを取る」のも悪くないなあと思います。

 

先日また二回目の前世療法をした方は

さらに違う前世を知ったので

またその場所を見つけたいと言って帰っていかれました。

一回目に知った前世の場所を訪れる計画も立てているそうです。

 

また後日談を聞くのが楽しみです。

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