大人と子供の違い(その1)

心の中にいる子供の自分が
「インナーチャイルド」です。

でも私たちは大人です。

だから
心の中にはちゃんと
「大人の自分」もいるのです。

どんなひとにもかならず
「大人の自分」がいます。

ただ「子供の自分」が出てくると
「大人の自分」を見失ってしまうので
なかなか「大人の自分」もいることに気付きにくいひとも
たくさんいます。

でもどのひとも
この人生を
ここまで
この年齢まで
生きてきた
生き続けてきました。

じつは
それこそが
「大人の自分」なのです。

何かが立派にできることが
大人ではありません。

何かがひとよりも優れていることが
大人でもありません。

他のひとと同じようにできるのが
大人ではありません。

ひとりでなんでもできるのが
大人でもありません。

それはぜんぶ
子供が思っている大人です。

大人ってなんでしょうね。

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インナーチャイルドワークについて

「インナーチャイルド」は
その名のとおり「内なる子供」という意味です。

私たちの心の中にいる
いまも子供のままの自分です。

その子供の自分は
いまもあのときのまま
泣いていたり
怒っていたり
拗ねていたり
「いい子でいなければ」とがんばっていたり
「こうしなければ見捨てられてしまう」とおびえていたりします。

私たちは今はもう大人ですが
心の中にそんな子供の自分がいるのです。

そんな子供の自分は
ときどきヒョコッと存在を現します。

子供の自分が反応するときは
そのひと自身がいちばんよく知っています。

子供のときと同じように
泣けてきたり
怒れてしまったり
拗ねてしまったり
「いい子でいなければ」
「こうしなければ見捨てられてしまう」
という思いにつき動かされてしまったりします。

ふだんは
みなさん大人として
冷静にものごとに向かえたり
客観的に考えられたりできるのに

いちどインナーチャイルドという子供の自分が反応してしまうと
いきなり子供に戻ってしまう!

そして大変なことに
「それをどうしていいのかわからない!」
となってしまいます。

どんなひとも
インナーチャイルドを抱えています。

そんなインナーチャイルドに向かい合っていくのが
「インナーチャイルドワーク」です。

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