私のインナーチャイルド「ちゃんとやらなきゃ」
かつて私の中には
「自分ひとりでちゃんとやらなきゃ」
というインナーチャイルドがいました。
これは
「二人の弟を持つしっかりしたお姉ちゃん」を
ずっと引きずっている小さな自分でした。
「お姉ちゃんだからしっかりしなきゃ!」
「お姉ちゃんだからひとりでやれなきゃ!」
「お姉ちゃんだからちゃんとしなきゃ!」
大人になってからも
そんなふうに「お姉ちゃん」を引きずっていたので
「しっかりしているのが当たり前」
「ひとりでやれるのが当たり前」
「ちゃんとしているのが当たり前」
とまるで呪いのように心に深く刻まれたままだったのです。
それは「当たり前」だったので
そんなものがあるなんて気づきもせず
苦しいと感じたとしても
苦しいなんて感じないように
「もっとしっかりすれば大丈夫」と
どんどんその呪いを強化していきました。
いま振り返っても
小さい子供が強がっていただけだったと切なくなります。
インナーチャイルドワークで
そんな子供の自分に気がついて
大人のいまの自分が受け止めてあげたとき
それまで無意識に感じていた緊張感が
がらがらと崩れていって
「しっかりしてなくても大丈夫」
「ひとりでやれなくても大丈夫」
「ちゃんとしてなくても大丈夫」
と、やっと子供の自分が
子供らしさを取り戻せたのがわかりました。
あなたの中にも
そんなインナーチャイルドいませんか。
「そんなのいないもん!」って
もう強がらなくてもいいんですよ。
大人の自分で受け止めてあげて
ほんとうの強さを取り戻しましょ。