セラピーやカウンセリングを受ける人は弱いのか

けっこうたくさんのひとが

セラピーやカウンセリングを受けるひとは
「弱くて、なさけなくて、問題があるひと」
だと誤解しています。

なので
私のところに
セラピーやカウンセリングを受けに来るひとが
「こんなところに自分が来るなんて」とか
「こんなものを受けなくてはいけない日が来るなんて」
と言うのを聞くこともけっこうあります。

でも私は
そうやってセラピーやカウンセリングを受けに来る人は
とても勇敢な人だと思っています。

自分だけではどうしようもないという
自分の限界をわかって
他のひと(特に私のような専門家)に
助けを求めることができたことが
まず「偉い!」と思います。

そして
セラピーやカウンセリングは
自分に向かい合っていく作業なので
それをやろうとし始めたことも
「偉い!」と思います。

なので
私はいつも
心から患者さんやクライアントさんのことを
「偉い!」と思っています。

そして
患者さん、クライアントさんたちが
ときにくじけそうになりながらも
じっくり時間をかけて変わっていくのを見ると
さらにまた
「偉い!すごい!」と思うのです。

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