0期生の卒業パーティーがありました

先日
0期生の卒業パーティーがありました。

 

パーティーの前に
勉強熱心な生徒さんたちからの
インナーチャイルドワークのデモのリクエスト。

 

この日のテーマは
「大人のふりをしたインナーチャイルド」でした。

この「大人のふりをしたインナーチャイルド」は
なかなか手強い相手です。

 

なにせ自分のことを
大人だし
問題ないし
ぜんぜん大丈夫!
と思っているからです。
子供の頃
置かれた環境の中で
大人のようにソツなく
問題を起こさないように
ひと(特に親)に迷惑をかけないように
いろいろなことを自分でこなし
たとえ困ったことがあっても
「たいしたことないから大丈夫」
と自分でやってこれたし、やらなければいけなかった、
そんな経験を持っているのが
「大人のふりをしたインナーチャイルド」です。

 

このインナーチャイルドは、
まずは問題があることを認めません。

だって
問題は「いけないこと」だと思っているからです。

 

「問題ない」という鎧で
ずっと自分を守ってきたので
「問題がある」なんて
そのひとの世界が崩れかねないことになってしまいます。

そんな「大人のふりをしたインナーチャイルド」が
やっと鎧を脱ぐことができるためには
「本当の大人の自分」が寄り添ってあげる必要があります。

 

この日のワークでも
「大人の自分」と「大人のふりをしたインナーチャイルド」を
しっかり区別し
どうしたらその二つの部分がよい関係を築いていけるか、といったこれからの方向性を見つけていきました。

 

「本当の大人」は
「大丈夫じゃなくてもいい」と知っています。
「大人のふりをしたインナーチャイルド」は
「大丈夫じゃなくてはいけない」と思い込んでいます。

 

そんな違いがわかってきた0期生のひとたちは
これからきっといいセラピーをやっていけると思います。

 

自分たち自らを見つめていくことで
本当にいい学びを深めてきたんだなあと
とても嬉しい!

 

お互いにいい仲間になったようで
これもまた嬉しいことです。

 

さあ今日は
この間の台風の翌日にあった講義に来れなかった一期生のひとたちの補講です。

 

朝まで雷雨だったので
ちょっと心配だったけど
今はもう雨もすっかり止みました。

 

0期生のひとたちが
ここまで来たように
これから一期生のひとたちの
旅が始まっていきます。

 

どんな旅になるのかな。

 

目指すところは
はっきりしています。
「自分に深いところに向かい合えるようになること、
そして他のひとの深いところに向かい合えるようになること」

 

 

一期生の講義には
聴講生として
0期生と
講師たちがいっしょに学んだ仲間たちも来ています。

 

みんな
同じものを目指している仲間です。

 

なかなかダイナミックなコースになりそうです。

 

 

写真は
0期生の卒業パーティーのごちそうテーブル。
昼から夜中まで
飲んで食べてしゃべり続けたのでした。

画像に含まれている可能性があるもの:座ってる(複数の人)、テーブル、食べ物
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基礎コースが始まりました

先日日曜日
台風一過の晴天の中、
前世療法&インナーチャイルドワーク プロフェッショナル セラピスト養成コースの基礎コースが始まりました。

 

前日の台風は
岐阜においては予想よりも雨風もあまりひどくなく
当日はスッキリ晴れて気持ちよい日になりました。

それでも台風の交通機関への影響で
来れなかった受講者もいました。

事前から
こんな台風なのでどんな影響が出るかわからないから
補講を考えています、
無理して来ないでください、と
お伝えしてあったので

補講をやることになりました。

 

この日の講義内容は
「これから学ぶことが
いったい何のためなのか」
「基礎コースでは
自分に向かい合うことがテーマだけど
いったい自分に向かい合うというのは
どういうことなのか」
「このセラピーは
何を目的としているのか」
といった、これからへの「見通し」についてだったので
ぜひ聞いてもらいたい、
知っておいてもらいたい、
理解しておいてもらいたいことだったのです。

 

だから補講をすることにしました。

この日も
みなさん真剣に聞いてくれて
話している私はとても嬉しかったです。

ここまで
たくさんのひとの協力を得て
このコースがやっと始まったというのも
感慨深いものがありました。

 

みなさんに感謝です。

そして
受講生のみなさん
来てくれてありがとう!

いろんな思いで来てくれたこと
それをしっかり受け止めるので
いっしょにやっていきましょうね。

そう、
いっしょにやっていきましょう!
私たち講師も
自分に向かい合うまだまだ過程にいます。
受講生のみなさんといっしょに
このコースという経験の中で
さらに自分に向かい合っていきます。

どんな自分に向かい合えるか
我々も楽しみです。

 

この日
まず最初に受講生のみなさんに渡したものです。

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「受講に際しての注意」

このコース内では、すべてのことが尊重されます。
あなた自身のすべてが尊重されます。
ですからあなたも、他のひとたちのことを尊重してください。
ここにいるみんなが真摯に自分に向かい合おうとしている過程にいます。
自分に向かい合うことは、ときにはとても勇気がいることです。
それをしようとしている人たちだということを、

自分も含めて、他のひとのことを尊重してください。
どのひともみんな、まだまだ不完全です。
それを批評したり、批判したり、嘲笑したりしないでください。
もし他のひとのことが気になったら、それを気にする自分自身に意識を向けてください。
それは自分自身を知る大事な経験になるでしょう。

また、このコース内でのそれぞれのひとの個人的なことは、そのひと個人のものであって、
それ以外のひとのものではありません。
他のひとのことを自分のもののように扱わないでください。
まるで自分のもののように誰かに話したりしないでください。

自分に向かい合うということは、簡単そうでとても難しいことです。
ひとりではなかなかできません。
だからお互い協力しながら、支え合いながらやっていきましょう。

そしてこの場所を、どんな自分にも安心して向かい合っていける場所として、
いっしょに作っていきましょう。

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いっしょにやっていきましょうね。

画像に含まれている可能性があるもの:花、植物、自然、テキスト、屋外
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0期生最後の講義

この間の日曜日
0期生最後の講義が終了しました。

去年春から始まり
今回で12回目の講義になりました。

その間にも
生徒さんそれぞれの個人セッション
またセッションの練習などがあり
みんな、かなり経験と学びを深めてきたようです。

それは
教えてきた私にとって
大きな喜びであり
また誇りでもあります。

去年春の初めての講義の中で
私は「ホクレア号」の話をしました。

「ホクレア号」…
風と海流の力だけで
ハワイからタヒチまで行く船の名前です。

ハワイからタヒチって
むちゃくちゃ遠いです。

しかも海です!

大海原で
目印になるのは
星や潮の流れなどわずかなものしかありません。

それを「ナビゲーター」と呼ばれる先導者が読みときながら
海の先にあるはずの
小さな島を目指して進むのです。

私はこの「ホクレア号」の話を聞くたびに
前世療法やインナーチャイルドワークとの共通点を感じていました。

前世療法やインナーチャイルドワークの中では
クライアントさんが自分の心や魂の深いところに進んでいきます。

それは
まだ何があるかわからない大海原に漕ぎ出すのに
とてもよく似ていると思うのです。

途中
何があるかわからないけど
必ず向かう先に
目指すものがある…。

その目指すものは
クライアントが「知る必要があるもの」なんじゃないかと思うのです。

クライアントさんその人が
その「知る必要があるもの」を目指して
自分の心や魂の深いところに入っていくのが
この前世療法やインナーチャイルドワークです。

その「ナビゲーター」が
私たちセラピストです。

ホクレア号のナビゲーターは
出航前に瞑想をするそうです。

瞑想をして
自分の中に目的地タヒチが見えないと
出航しないと聞きました。

大海原を行くとき
そのナビゲーターは
自分の中に見た目的地を見据えながら進まないと
迷ってしまう。
大海原で迷うというのは
イコール死となる危険性が高い。

だから
ナビゲーターは航海の間ずっと
目的地を見据え続けなければいけない。

セラピストも同じだな
と思うのです。

セラピストは
クライアントが必ず「知る必要があること」を掴めること
どんなことがあっても掴めること
そして、
それをクライアントそのひと自らできること
それができる力と可能性が
そのひとの中にあること
それを見据え続けなければいけない。

そうでないと
クライアントは自分の深みの中で
迷いかねません。

そんな風に思うのです。

だから
いちばん最初の講義のときに
ホクレア号の話をしました。

私たちも
ホクレア号のナビゲーターのように
自分の中に目的地をまず見ること
そして
それを見据え続けること
それができたら
セラピストとして
クライアントさんの内なる航海のナビゲーターになれるはず、と。

この間の最後の講義の後
私は生徒さんたちみんなに
宝船の絵をプレゼントしました。

愛知県蒲郡市竹島の八百富神社のものです。

なんでも
福を呼ぶという絵と聞きました。

福は
自分の中にある、
みんな自分の中にある、
それをつかもうね。

そんな思いを込めての
プレゼントでした。

これは本当に偶然だったのだけど

最初の講義のホクレア号

最後の講義の宝船

船つながりとなりました。

0期生のみんなの旅は
まだまだ続きます。

まだ卒業課題があるからね。
がんばれ〜〜。

そして
もうすぐ一期生のみなさんの旅が始まります。

楽しみ楽しみ😍

もしもあなたが

やっぱり学びたい!自分に向かい合いたい!深めたい!
と思うなら

まだ残席ありますよ。

待ってます。

 

写真の説明はありません。
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