自分で自分を癒すのです

インナーチャイルドワークの中では
クライアント自身が
心の中の子供の自分を見つけ
そのひとの中の大人の自分が
その子供の自分を癒していきます。

それは
どのひとにとっても
自分で自分のことを癒すことができるという経験になり
それができる力と可能性を
自分が持っているという確認になります。

それを知っていくことは
そのひと自身にとって
これからの人生を
自分の力で生きていけるという希望につながったり
このままの自分でいいんだという自己肯定感になっていったりします。

そんなひとが変わっていく姿に
いつも私は感動で胸いっぱいになります。

ひとって
やっぱりすごいなと感じ
私もまた自分に向き合おうと思うのです。

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大人と子供の違い(その3)

子供と大人の違いの続きです。

子供は
「同じ」という価値観にとらわれています。

だから
心の中の子供「インナーチャイルド」は
他のひとと同じじゃない自分はだめだ!
他のひとと同じようにできない自分はだめだ!
他のひとと同じようにやらなければいけない!
といつも自分を追い込んでいきます。

大人は
「違い」を知っています。
他のひとと自分が違っていてもいい
他のひとと同じようにできなくてもいい
他のひとと同じようにやらなくても大丈夫!
と自分は自分、他のひとは他のひと
とその違いを受け入れられます。

この「同じ」という価値観にとらわれているインナーチャイルドは
かつて学校でした経験を引きずっている場合も多いです。

みんなと同じように、という学校教育の影響は
あの時からもう何十年たった
大人になった今も
根深くそのひとの中に残っていたりします。

もうそんなとらわれから解放されて
他のひととは違っていてもいい
個としての自分で
自由なっていきませんか。

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大人と子供の違い(その2)

私はいままで
たくさんのひとのインナーチャイルドに寄り添ってきました。

その中で
インナーチャイルドという「子供の自分」を見つけるのも大事だけど
「大人の自分」を見つけていくことの重要さを感じてきました。

そんな中で
大人ってなに?
子供とどう違うのか?
をたくさんの人から教えてもらいました。

まず
子供は「今すぐ」が大事です。
「今すぐ」やりたい!
「今すぐ」ほしい!
「今すぐ」なんとかしたい!
「今すぐ」結果を出したい!
「今すぐ」変わりたい!

子供はたしかに今を生きてますからね。
今がすべてなので
すべてが「今すぐ」なのです。

でも大人は
「今すぐ」できることもあればできないこともある
「今すぐ」結果が出ることもあれば出ないこともある
ということを知っていて
時間をかける価値をわかっていたりします。

どのひとも
この人生あっという間に
この年齢になったわけではありません。
時間をかけて
日々を積み重ねながら
ここまでやってきたはずです。

こうしてここまでやってきた自分を
自分で認められるのが
「大人の自分」です。

そう私は
今まで関わってきたたくさんのひとたちから教えてもらいました。

だからこれからも
時間をかけていい
どちらかというと
時間をかけた方がいい
と「大人の自分」を取り戻していくと
人生はより豊かなものに感じられるのだな、
これもそんなたくさんのひとたちから教えてもらったことです。

セラピストという仕事は
本当にありがたいことに
こうしてたくさんのひとが
いろいろなことを教えてくれます。

本当にありがたい仕事だと思っています。

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